一つずつ、思い出しながら書いてみます。
補足だったり蛇足だったり裏話だったり本音だったり。
振り返り:15色の言の葉
01:侵されない黒
マウントポジショーン(言うことはそれだけか)。この話を書くことで伊達の主人公に対する感情を朧にしようと図ってみた。無理だった。
雰囲気的にはわりと気に入っている話。
02:誘われる赤
オフ友から非常に好評なウチの幸村氏。幸村の純粋さを出すのに一苦労。主人公が大分この頃から変わったな…。
03:揺るぎない青
比較的に当サイトの伊達は優しめなので思いっきりサディスティックなところを書きたかった。
実はドラマCDに続く続きのある話なので、拍手ででも書けたらいいなぁ、とか。
04:飲み込まれる緑
個人的にはこれの佐助が一番原作に近いと思っています。…もう一回くらい『ちゃん』呼び書きたかったかも。
お気に入りナンバー1の話。
05:照りつける黄
『生』と『幸』について。他人の命、ひいては幸せを奪って護られた自分の生は幸せか否か。
06:もどかしい空
空を見るのは飽きません。届かないからこそ、人は空に憧れるのだと思います。
07:崩れ落ちる茜
まったくお題にそっていないのは今にはじまったこっちゃありません。
08:ひとひらの灰
この時代にそんな言葉はねぇよ…!それも今更!伊達の浴衣はかなり肌蹴てるに違いない。破廉恥!
09:溢れだす藍
殿に美味しく頂かれたい。ダテムネを微妙に優しい人に書きたかっただけ。
10:解き放たれた鶯
…幸村と主人公が大物カニを探してる間、信玄公は一人ポツンと遊んでたのか?
元々はもっとほのぼのとした、全く違うウグイス絡みの佐助夢を書いてたのに全消去してこっちに変更。
もし最初のでいってたら、この15題で一番先に公開されたのはこのお題だったはず。
11:数え足りない梔
佐助と主人公は普通に添い寝したり「はいあーん」とかやっててもおかしくないなぁ、と思い立って。
12:紡がれる朱
最初は、瀕死になった主人公を見て、佐助が『儚い存在』に気付くという話だった。
気付けば方向が変わり、久しぶりに佐助以外が書きたくなり同じ忍ってコトでかすがを。
13:触れられない藤
文字通り手取り足取り教えます、なノリでどうぞ。それにしても色気のない文章だ。
14:滴りはじめる蜜
しっとりした関係。蜜のイメージがわかなくていろいろ聞いてみたり考えて見たけど食べ物しか思いつきませんでした。
15:染められる白
メイン二人でワンツーフィニッシュ。
お題完成まで3ヶ月弱ですか。本来1ヶ月でやろうとしてたんだから延期して正解。無理無謀にも程がある。私には週1作が限界だ…。
気に入ってる話とそうでない話の差が激しいのですが、雰囲気と言うか人物の心情重視の書き方をしてみました。
なので、どれも最初にその話の主人公を1人ずつ決めてあります。
全部お分かりになられる方、いらっしゃいますかね?